自己紹介がチャンスの時

先日訪れたホテルラウンジに秋を見つけました。
なんと、栗です!
行き交う人々が立ち止まり、皆様が思わず笑顔になっていらっしゃいました。
人を楽しませるユニークさと斬新さ。一流のセンスって素敵。

ところで。改めまして、ですが。
私の名前は「山木理代」と書いて「やまきみちよ」と読みます。
小さな頃から約半世紀生きてきた今に至るまで、一発で名前を間違えずに呼ばれたことはありません。
「山木」なんて、小学校1年生で習う漢字の組み合わせ。
でも、一本横線が加えられてしまうのです。
山本さんの方がメジャーですから、山本に見えてしまうのでしょうか。
おまけに「理代」と書いて「みちよ」などと読めるわけがない。
「りよ」と呼ばれることがほとんどで、もうこちらも慣れっこ。
キラキラネームのような可愛らしいけれど読めない名前とは違う難しさ、ですね(笑)

会社員時代に、初対面のお客様から「山本さんは…」と話かけられたことがありました。
名刺交換をして「やまきみちよ、と申します。」と自己紹介したにもかかわらず、です。
「実は、山本はなくて一本ネジが足りない『山木』と申します。よろしくお願いいたします!」
と、ニッコリ笑いながらお伝えすると、お客様が大笑いしながら
「大変失礼しました!もうこれでしっかりインプットできましたよ。」
と仰って下さり、その後ありがたいことに長くご縁が続きました。

自己紹介って大切だとこの時に痛感させられたんです。
特に名刺交換は初対面でお互いに緊張していますし、名刺に気を取られていることもあります。
自己紹介は、自分を知っていただく大切なチャンスです。
相手にどれだけ覚えていただけるか?好印象を与えられるか?
まずは名前がお相手に伝わり、認識いただくことが第一関門です。
しっかり伝え、認識いただくための一工夫を自分自身で考えてみませんか?
ゆっくり・はっきり・大きめの声で名乗ること、がまずは基本です。
そして、ご自身のお名前の特徴を掴んで簡単に説明を加えると印象に残ります。

「やまき みちよ、と申します。大体は山本、と一本棒を加えられますが足りない方です。
そして『りよ』ではなく、実は『みちよ』と申します(笑)」
私の自己紹介はこのように始まることが多いです。。。
お相手がもしも名前を間違われたとしても、実はそのタイミングがチャンス。
ちょっぴりノリ良く、わかりやすく。
お相手がつい笑顔になるような、心をほぐす自己紹介を目指しましょう。
新学期や異動で新天地でスタートを切られた方も、笑顔でちょっぴり工夫して自己紹介を!

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