大切なものとのお付き合い
いつものように帰宅して、靴を脱ぐ。
ヒールの皮がえぐれて捲れあがっているのを見つけ
「えーーーーっ。」
履きやすくて大のお気に入りの、この靴。
履けないのは悲しすぎる。
この傷、何とかしてもらえるのかな?と不安で一杯でした。
いつもお世話になっている靴修理のカウンターに伺うと
「できる限りのことをしましょう。」
と心強いお返事をいただき、入院させること数日。
受け取りに伺うと、入院時受け付けて下さった女性が再び応対下さいました。
驚くほど美しく、傷が目立たないどころか、まるで新品のように仕上がっている。
捲れた皮を伸ばして貼り付け、元の色味に忠実に色を作って補色されています。
あまりにも嬉しくってお礼を伝えると
「頑張らせていただきました。また沢山履いて下さい。」
こんな嬉しいお言葉をいただきました。
気軽に何でも買い物ができる今。
何を選ぶか?は自分次第です。
そして、選んで手に入れたものとどのように付き合うか。
何にお金をかけるかも、人それぞれ。
私は、自分が本当に気に入ったものと永く付き合いたい。
そう決めてから、余計なものを買わなくなりました。
(とは言え、ときどき失敗もしますけれどー)
初夏のような陽気が続いていますね。
季節の変わり目は、色々なものを見直すとき。
自分が身に付けるものも全て、自分の分身です。
小さな綻びは早めの手当てを。
人の体同様、早めのケアがものを言いますね!
頼れるその道のプロを見つけておくと安心です。