久しぶりの実家で過ごした夏休み
2018年にユネスコの無形文化遺産に登録された秋田の「なまはげ」です。
ワイルドならぬ、ずいぶんマイルドななまはげ。
甥っ子’sがおちゃらけて写っていますが、本当はなまはげに喝を入れて欲しい!
と思ってしまいました。
この夏、久しぶりにふるさと秋田への帰省をしました。
2019年の年末に帰省して以来でしたので2年半ぶりです。
妹一家も一緒なのは3年ぶり。
賑やか、いえ…うるさい?!数日間でした(笑)
毎年、母が丹精込めて作っている家庭菜園はこの夏も大豊作。
「ミミズが沢山いるよ~!!」と話していますが、良い土である証拠。
一緒に過ごした甥っ子’sが「ばあばの作ったミニトマト、取りたーい!」と収穫。
収穫したてのナス、いんげん、オクラのてんぷらは最高の美味しさ。
箸が止まららず。
野菜にエネルギーが漲っているような、食べていて元気がチャージされる感覚。
目下「料理男子」邁進中?の甥っ子1号は、ばあばと初めてのプリン作り。
カラメルづくりは、砂糖と水の化学反応の実験。
少しずつ色が変わっていく様子を確認しつつ、漂う甘い香りが既に美味しい!
無事完成したプリンに生クリームのデコレーション。
食い意地張っている私「生クリーム多いのが食べたいな。ちょっと少ないよー。」
と口を出してしまいました。
甥っ子1号「かわいくデコレーションしようと思ったのに!!」と言いつつ…
仕上がったプリンは生クリームたっぷり。こうでなくっちゃ!
メロンがのって豪華になりました。
思えば、手作りプリンは私が小学生の頃のおやつの定番でした。
遊びに来た友達が、みんな母の作ってくれるプリンのファンで。
高校生くらいになった時に再会した子にも「あのプリン、美味しかったよね!」と言われたっけ。
今回甥っ子1号が作った初プリン、お世辞抜きに美味しく家族みんなで大絶賛。
しっかり味が受け継がれたかな?後でちゃんと再現できるかな~?
JR秋田駅では「竿燈」が飾られていて、行き交う人々を楽しませてくれます。
この夏は3年ぶりに竿燈祭りも開催できて何より。
祭りは本来、五穀豊穣や無病息災などを願う「厄払い」でもあります。
長く停滞してきた雰囲気を祭りで祓い、良い運気が巡ってくれると信じたくなります。
家族が顔を合わせ、食事をしたり、凝り固まった母の首や肩を揉み解し。
夜、2階の寝室の窓を開けて寝入ると、明け方ふと気づくとブランケットに包まっている涼しさ。
かつて毎日暮らしていた実家での懐かしさと共に、今になって感じるありがたさや新鮮さが沢山。
今回は顔を見合うことで生まれる安心感が何より、でした。
2年、3年という月日はあっという間でもあり、でも大変長くもあります。
大切な人に会える時に会い、話をすることは代えがたい宝ですね。