美しい形容詞のチカラ

「いつもありがとうございます。お越しいただけることが嬉しいです。」
大好きで通っているお店で、買い物を終えた時にかけて下さったお言葉。
お店を後にしても、背後から聞えてきたのが
「今日も来てくれて嬉しいねぇ~。」
というお店の方々の弾んだ声でのやり取り。
その様子を背中で感じながら、何だかとっても嬉しくなります。
いつも、楽し気なお店の方々。
きっと大人気なのは、スタッフ皆様の温かさが商品にも込められているからでしょう。

うれしい、美味しい、楽しい、きれい、すごい…
何度聴いても気持ちの良い言葉たち。
言葉に音符がついているように、耳に心地よくて心に響いて、自然と微笑む。
反対に、耳にさわり、心がざわめく言葉たちは、聞くだけで顔も歪んでしまいます。

心地よく美しい形容詞に溢れた会話をしたいものです。
ふんわり優しい気持ちにしてくれる形容詞。
たくさん口にしたり、聞いたりできると、それだけで笑顔に。
日本の言葉には、自分も相手も幸せにできる素敵な言葉がたくさんありますね。

時には、誰のためでもなく自分に「ありがたいね」「嬉しいね!」と言葉がけを。
自分の心は、自分で司る。
言葉で日々を作っているからこそ、良い形容詞って大きな力になってくれる気がします。

お写真は、少し前のさくらんぼ対決。日本vsアメリカ。
甘くて酸っぱくて濃厚&繊細なお味。
美味しい、という言葉は幸せな証。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA