おもてなしは心の再生☆

料理しながら「どれどれ~」っと、つまみ食い。
「味見」という立派な? 理由もありますけれど。
パクっと口にして、よしっ! と一発OKな時は何だか妙に嬉しくて。
何より、その一口が実に美味しい。 作り手の特権ですよね。

先日は久しぶりの友人達をお招きしました。
改めて「喜んでもらう」って事は、何て嬉しくて幸せなことだろうと感じました。

人をお招きするとき、できるだけ余裕を持って臨むように心がけます。
本当に料理上手で、何でもチャチャッとできる方からするとそんなに??
と思われるかもしれませんが、最低3日くらいかけて準備をしたい。
前日に買い物もして、料理をして、掃除をして…は無理なんです。
買い物は重いから分散。
料理も献立によりますが、2日前くらいから準備を。
お皿などのチェックや掃除も余裕を持って。
ということで、数日前から合間を見て少しずつだと楽。
まぁ、不器用なのもありますけれど、自分のペースで楽しみたいんですよね。
ですから時折、お宅にお邪魔して、おもてなししていただくと
「どれだけの時間や労力をかけて下さったのでしょう…。」
と心から感動します。
想像すると、ただただ感謝と尊敬なのです。

普段、ご家族と暮らしている皆様。
ご家族の食事を毎日作ることだって、どれほどのパワーを注いでいらっしゃることか。
お子様はもちろん、パートナーの皆様は感謝の言葉を伝えていらっしゃるでしょうか。
「ありがとう」
「いただきます」
「美味しいね!」
「ごちそうさまでした」
この言葉を伝えあえることって、幸せなことだと思います。

ところで、先日のおもてなしは、というと…
お疲れ気味の大切な友人達に、ごはんを食べてもらって心と体を再生してもらいたい。
そんな思いを込めて。
「レストラン」という単語は『リストア』つまり「再生させる」という語源からできた言葉。
ふとこのことを思い出しながら。
野菜多め、のメニューにしました。
友人が撮ってくれた写真です。

五目寿司、夏野菜の揚げ浸し、春雨炒めなど

五目寿司をよそうところですね。
「掬い上げようと思ったら、具が多くて重~いっ!!」
そうなのです。
レンコンやニンジンなどの具材を欲張って沢山入れすぎました。

この後も、おもたせのタルトやフルーツ、お菓子などを食べながら喋り続ける。
食べても消費カロリーの方が多いかも?なんて思ってみたり(笑)

人をお招きするって、結局自分自身の再生にもなっているんです。
掃除や整理整頓、冷蔵庫内のチェックなどをすることで快適になります。
人が運んでくれる「波動」「気」が巡って、何かが動き出すような。
そう思うと、面白くて楽しく。
やはり、人との交流はなくてはならないものです。

「ありがとう。今日も嬉しかった!」
こんなお言葉をいただいて、私の心もチャージされます。

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