「聴き上手」の秘訣

例えば、訪問先で迎える側が訪問した方に対して、持論を滔々と述べ続ける。
そして、訪問した方の話を聴こうともしない…。
パワーバランス、と言えばそれまでかもしれません。
しかし、本当に余裕がある方は、どなたに対しても敬意に溢れています。
訪問した方の話を、まず聴こうという姿勢があります。
「お相手を立てる」ことが自然な振る舞いなのでしょう。

「私は」とか「私が」という自分発信の会話ではなく、
そこは「〇〇さんは」「〇〇さんが」とお相手が主語での会話を心がけてみる。
そして、お相手からのお答えに対しても賛辞の言葉を忘れず、更に質問を重ねる。
こうして、お相手の得意なことや専門分野などを大いに語っていただけたら?
自分の話を嬉しそうに聴いてもらったお相手は、聴き手のファンになりますね。
相手を主役にできる方は、ファンが増えて味方として長く良い関係が続きます。
つまり聴き上手というのは、マナーの「いろはのい」かもしれません。

新年度がスタートし、新しい環境で慣れない方も多いと思います。
まずは「聴き上手」を心掛けたら、きっといつの間にか良い関係が築かれます!
ご自身の花が咲きますように。

桜前線は東北まで到達しているようですね。

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