心理学の学びがマナーの真髄に
例年にも増して師走の実感が無いのです。。
そう感じるのは私だけでしょうか?
つい最近まで暑い日がありましたから、ね。
とはいえ、クリスマスグッズを飾りながら「今」を楽しんでもいます。
ふと今年を振り返ると、私にとって「心理学」の学びが大きな収穫の一つです。
コロナ禍の最中に学びを始めておりました。
学生時代、一般教養で心理学を選択したものの、何を学んだかも思い出せないほどの有り様。
出来の悪い不真面目な学生であったことは認めますが(笑)
好奇心は見事にくすぐられませんでしたから。
そんな私が、年を重ねてから心理学に興味を抱いたのです。
マナーをお伝えしていて、心とマナーには大きな繋がりがある、と感じたから。
心理学の本は読んでいたけれど、リアルに学んでみたいなぁ、と思って数年。
ある日、You Tubeで衛藤信之先生の動画を拝見して日本メンタルヘルス協会を知りました。
衛藤先生から学ぼう!と、いざ申し込んで受講をし始めると実に深くて豊かな世界。
こんなにも大笑いしたり、涙するなんて。
何より、自分自身とじっくり向き合う有意義な時間を過ごすことができました。
衛藤先生と一緒に撮影させていただいた写真の私、嬉しそうですね~。
スケジュール調整し、受講日を死守して通い、課題のレポートも何とか提出。
晴れて「心理学ゼミナール基礎コース修了証書」を頂戴しました。
やはり修了証を手にすると、達成感があります♡
心の安定は人間の幸せの源です。
如何にして、安定した毎日を過ごせるか?
心理学者アルバート・エリスの「論理療法」では、「何が起きたか」ではなく「それをどのように解釈したか」によって心理的な問題が起こる、とされています。
つまり「物事はとらえ方次第」である、ということです。
物事を良くとらえるためには、心を良い状態に保つことが重要ですね。
ついネガティブにとらえてしまうのは、自分の勝手な期待に対し、勝手に裏切られたと不平が起こるから。
そこが諸悪の根源。
ですから、自分自身に対するハードルを下げてあげることから、と思ったのです。
そこでまずは、自分自身に心を配って”あげる”こと、なのだと。
マナーは、まずは自分のためにある、と確信しました。
自分自身が素敵であるように、みだしなみを整える。
食事はただ食べるのではなく、テーブルも整え、箸遣いなどを意識していただいてみる。
素敵な言葉を丁寧に表現するように心がける。等々…
本来、自分に対しては「してやる」と表現します。
そこを、他人に”して差し上げる”かのように、自分が自分に”してあげる”のです。
つまり、自分自身を思い遣る。
もっと平たく表現すると「自分をかまってあげる」こと。
自分を”もてなす”かのように丁寧に扱い、ふるまうと、不思議と心が穏やかになり満たされます。
その心の状態であれば、肯定的なものの受け止め方ができるようにもなります。
人の心の中には”神様”がいらっしゃる、と言われていますよね?
自分を大切に扱うことは、神様にもその真心が届いているのでしょう。
そのように思えば、神様にも応援されて良い導きを得られるようになりますね。
これからも心理学の学びを深めようと自分に誓っております。
と同時に、マナーと心理学の関係性の実体験を積み重ねて参ります。
何よりとても心地良いことですから。
皆様もご一緒にいかがでしょうか?