真の謙虚さ
日本には様々な年中行事がありますが、太古から日本の年中行事としてあった?
と思えるほど定着しているのがクリスマスではないでしょうか。
ここ数年でハロウィンなどもすっかりおなじみになり、楽しみの一つになりましたね。
当サロンでも、ほんのりクリスマスを散りばめて。
定番のトナカイたちと小さなツリーをテーブルに登場させるのが、ささやかな私の楽しみです。
大きなツリーも欲しいなぁ…でも、狭くなるかぁ…やっぱり邪魔になる?やめておこう。
と堂々巡りなのも私の恒例行事。
皆様はどのように楽しまれていますか?
先日、ある受講生様の「暮らしを彩るマナーレッスンコース」のベーシックコース修了日でした。
全8レッスンを月2回ほどのペースでご受講いただきました。
毎回、熱心にメモを取りながら受講下さるので、私もついつい熱くなりました。
お立場上、様々なご経験を積み重ねられて既にご存じのことも多いはずのマダム。
それでも、更に大切なことを再確認されたり深めようと取り組んで下さっていたのでは?
私に向けて下さる眼差しから、勝手ながらそのように感じ取らせていただきました。
「謙虚さ」とは、年齢や自分の立場、経験値や周りからの評価などに驕ることなく。
素直に耳を傾けつつ相手への敬意を表し、自分の振り返りをすることができること。
受講下さったマダムのお姿から、そのようなことを学ばせていただきました。
謙虚と言う言葉は、残念ながら時折自分を卑下している、と捉えられることもあるように感じます。
しかし、真の謙虚さとは、相手の存在や想いを認め受け止め、自分への賛辞や言動に感謝と敬意を払う姿。
一歩自分が下がり、相手に花を持たせることができるって、余裕があるからこそです。
心に余白を持ち、それが余裕という温かさとなって相手に届けられるって、心の大きさを感じられます。
日本だけではなく、世界中の人々にとっても真の心の交流には謙虚な姿勢は大切なのでは?
海外生活が長かったこちらのマダム、たおやかに溶け込まれ交流されていたと容易に想像できるのです。
なかなかお写真を撮影する機会が無い為、修了の記念にと撮らせていただき
「もしよろしければ…」とお願いしましたら「恥ずかしいのでハートで♡」と掲載のお許しを。
お顔を拝することができずとも、エレガントな佇まいは溢れ出ていると思いませんか?
「とても心地良くレッスンを受けることができたのも、先生のお人柄のおかげです。レッスンの内容はとてもわかりやすく、細かいところまでも丁寧に教えて下さり、今後に生かせそうな内容がたくさんありました。」
ーアンケートより一部抜粋いたしましたー
私の方こそ、いつもお越しいただけることが楽しみで待ち遠しくって。
コロナ禍が続く中でしたが、良い時間をお過ごしいただけたなら幸せなことです。
心から嬉しいです。
これからも一つ一つの出逢いとご縁をありがたく、楽しく、大切にさせていただきたい。
そう思っております。