教わり上手な人になる

「お店で難しい料理が出てくると、どのように食べたらよいか?困っちゃうんです。」
「初めて聞く食材やソースの名前など、これって何??とわからないまま注文してしまって。」
時折、レッスン中にこのような質問をいただきます。

実は、それはとっても簡単なことです。
聞けばいいのです。教えてもらえばよいだけのこと、です。
そうは言ってもなんだか恥ずかしい。知らないの?と思われたくない。
このように思ってしまいませんか?
でも、周りはそれほど気にもしていません。
特にサービスの方々は、おもてなしのプロ。
板前さんやシェフの想いが詰まったお料理を、存分に楽しんでいただくためにいらっしゃいます。
どんどん直に教えていただかないと、もったいない!!

「このお料理、どのようにいただいたら良いでしょう?」
「初めて口にしたお野菜ですが、こちらは何ですか?」
シンプルに教えていただこうと伺ってみると、惜しみなく教えてくださいます。
お店の方とのコミュニケーションによって、新鮮な情報・知識、喜びを得ることができちゃう。
質問者だけではなく、同席している方や周りの方々ともシェアできますね。
他の方にとっても、聞いてよかった!という喜びを提供できて、より和やかで楽しいひと時に。
「教えていただいた通りに食べてみたら、食べやすかったです!ありがとうございます。」
「初めての食材でしたけれど、おススメいただいてよかったです!」
このようにお礼の気持ちを伝えられたら、サービスの方も大喜びです。
感謝や喜びを伝えるって、自分だけではなく相手をも幸せにできることですから。

教えてもらうのが上手な方は、よりよいサービスを引き出せる上級者。
これは食事の場だけではなく、様々なシーンにおいても人生の楽しみが増えるコツ。
お相手への敬意をもって「教えてください」という素直な姿勢。
いくつになっても、どのようなシーンでも、大切に接していただけます。

レッスンでは、基本を応用する楽しみ方などもご紹介しております。

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