大のお気に入り

長年探し求めていたニットアンサンブルの理想形。
SLOANEさんのシルクニットのアンサンブルに辿り着きました。
大のお気に入りです。
ご存じの方も多いと思いますが、性別問わず着られ、サイズ展開も豊富。
156㎝の私、カーディガンの丈感で好みなのが2サイズ。
ノースリーブは1サイズにしました。
ネットでポチっは危険と思い、自由が丘のフラッグショップで試着に試着を重ねて。
少しの差がシルエットに出るからこそ、しっかり納得できて迎え入れることができました。
試着の大切さを改めて痛感。

子供の頃、大人の女性のシルクブラウス姿や正絹の風呂敷を使いこなす姿に憧れました。
マセた子供だったなぁ、と笑ってしまいますが。
でも、純粋な子供の目にこそ、素敵なものは素敵に映るものだと思います。
絹と言えば、小学校の理科の授業の一環で蚕を飼育したことが鮮明に記憶に残っています。
蚕って、正面から見ると当時の東海道新幹線にそっくりで(笑)
たしか「こだま1号、2号」などと呼びつつ、手のひらに蚕をのせて遊んでいました。
(今思えば、怖いもの知らず・・。)
サナギになるため作られる繭の、優しく滑らかな触り心地にウットリ。ナデナデ。
これが紡がれて絹糸になると学んで、蚕って凄い!!と。
あれから〇〇年。
絹の光沢感や繊細な素材感こそ、贅沢で大人のためのもの。
などと実感させられています。

猛暑の今ですが、室内では突き刺さるほどの寒さで辛いこともありませんか?
そんな時も、シルクのしっとり包んでくれる優しさと保温力に心まで救われたり。
蚕さんが頑張って生み出した産物。
大切に着続けたいと思っています。

お気に入りを持つことって、実は紐解いてみると自分の歴史を彩ること。
自分で選び大切にすることは、自分の価値観が凝縮している気がします。

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