花に教わるお辞儀の美しさ

芍薬のボリュームある姿に、心が盛り上がります!
マゼンダ色は見ているだけで元気になりますね。
堅い蕾の状態で活けたのに、あっという間に広がっていく様に感動です。
美しいって力強い!!

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
言わずと知れたこのフレーズですが。
立ったり座ったり、歩いたり。そしてお辞儀をする。
全て「体幹」が大切、だとつくづく思うのです。
満開の芍薬もかなりの重さですけれど、凛と咲き誇れるのは茎という軸の支えがあるから。
何だか良い角度でお辞儀してくれているみたい。
想像するとかなりの体幹、だと思いませんか??

美しいお辞儀は、お尻が出ていません。
頭を下げるのではなく、腰から頭までが一直線。
胸元をしっかり開いて、心を届ける。そのようなイメージです。
そして、しっかり「止める」こと。
すぐに頭をあげず、ゆっくり元の姿勢に戻す。
意識してみると、これが結構な筋肉運動。
毎日美しいお辞儀をするだけでも鍛えられ、全身が整います。

ここ最近、実際に対面して挨拶をする機会も増えてきませんか?
もう一度、ご自身のお辞儀を見つめ直してみましょう。
相手への敬意を表し、心を開くのがお辞儀の役割。
美しいお辞儀ができるって、それだけでも十分な自己紹介ですから。

「体幹」つまり「軸」があることは、何事においても大切にしたいですね。

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