この時期「傘かしげ」に習って心に余裕を♡

ある日のzooｍレッスン後のスクリーンショットです。
不慣れな自撮りながら、レッスン後の充実感ある顔を撮れた！
と完全自己満足の私です。
（じどり、と入力すると最初に「地鶏」が出るのは、食いしん坊の証？）

街中に出かけると、賑わいが戻ったなぁと歩いていて嬉しくなります。
マスクも随分外れて、人の顔は目元だけでは計り知れない豊かさがあると感じます。

梅雨前線も北上し、今年もやってきたか…とちょっぴり気が滅入りつつ。
（梅雨時は特に髪の毛が爆発しますし。）
気分よく過ごすために、傘を新調しよう！
晴雨兼用の折り畳みもいいなぁ、などと色々嬉しい悩みで一杯です。
最近、晴れた日の陽射しはなかなか強力ですね。
すでに日傘をさしていらっしゃる方に遭遇すると、意識が高い！！とハッとさせられます。
小さな頃、夏に母方の祖母と出かけると、必ず日傘をさしていた祖母の姿を思い出します。
買い物かごに腕を通して日傘を持ち、空いたもう片方の手で私の手を繋いで近所の市へ。
普段は相当ひょうきんな祖母ですが、この姿には幼心に素敵だな～と秘かに憧れていました。
あれから時が経ち、私もいい年齢になったはずなのに。
日傘があるのに持たずに外出することが多くって。
手が空いて楽チンだもん～などと言っている場合ではありませんね。

ところで、雨傘も日傘も雨や陽射しから守ってくれるアイテムとして大切ですが。
自分を死守することに必死になっていませんか？
すれ違う時にお相手の邪魔にならないように、お相手と反対側に傘をかしげる（傾ける）。
このしぐさは、ご存じの通り「傘かしげ」といって有名な江戸しぐさの一つですね。
傘が頭上からズレるので、少し雨に濡れたり陽射しを浴びてしまうかもしれません。
でも、その場ですれ違う方に「どうぞ」と譲る心を届けられるって、とてもとても美しい。
男女関係なく傘をかしげて下さる方とすれ違うと、心が和らぎます。
思い遣りのあるしぐさは、ほんの一瞬のことでも人を幸せに包んでくれます。
お気に入りの傘をさして、雨が～っ！紫外線が～っ！と神経質になりすぎず。
余裕という豊かさを心に持って過ごしたいですね。

本日の東京は雨がしとしと降り続いています。
紫陽花が存在感を増しそうです。