素直さは最大の知性
ここ数日の初夏のような陽気に、新緑の勢いがグンと増したように感じます。
今年の桜は、例年になくゆっくり楽しめたのではないでしょうか?
はらはらと風で舞い散る桜を眺め、ちょっぴりロマンチックな気分になってみたりして。
ある日、見上げてみると吸い込まれそうな空に淡いピンクの桜と眩しい緑が広がっていました。
そっと優しさに包まれている気持ちなり、心が緩みました。
「素直さは最大の知性」
かつて、素直って知性なの??と考えたことがありました。
ご存じの方も多いと思いますが、かの科学者アインシュタインが残した言葉です。
今思うのは、自分が当たり前と思ってきたことや正しいと思っていたことも
人から指摘をされたり違う考えを聴いた時、受け入れられるって「素直さ」があってこそ、と。
子供の時はそれが自然にできるわけですが、大人になればなるほど失いがちですね。
でも、いくつになっても相手を認めて受け入れる柔軟さも素直さの1つ。
一旦受け入れて考えることは、自身の思考の奥行きを広げてくれそうです。
そして実際にやってみることで、ますますその経験に裏付けられた知性が高まります。
自分の頭で生み出せることって、限りがあります。
目の前に現れて下さった方は、良くなるために新しい見解を授けて下さる方かもしれない。
そう思うと、とってもありがたいことです!
アインシュタインは素直だったからこそ、天才という才能を開花されたのでしょう。
天才とは程遠すぎる私ですが、アインシュタインの言葉に素直に習って(笑)心がけようと思っています。
この春も、ありがたいことに新入社員研修に登壇しております。
皆様の素直な姿勢は、何より気持ちが良くて嬉しくて。
知性とは、決して難しい事を知っていることだけでなく、活かして自分にも相手にも役に立てること。
まさにマナーも知性の1つ、と思っている私です。