ブーツを脱ぐ姿、見られていますよ!
暦の上では立春を迎えましたが、実は毎年この時期が一番寒い時です。
タイツにパンプスの色合わせも楽しいのですが、とにかく体を冷やさないように…
と、年齢には勝てず?ブーツに頼る機会も増えました。
きちんと手入れをしていると経年変化が「味わい」「深み」にさえなってくれる。
革製品は変化を楽しむ喜びがありますね。
ちょうど、数年前に撮ったお手入れ中の写真を見つけました。
もちろん今も、昔、新橋で通い詰めた靴磨きのおじさまに教えていただいたコツを守り、せっせと磨いております。
ペタンと座り込み、黙々と作業を進める一時は「無」になります。
ところで先日、飲食店で若いお嬢さん達がブーツを脱ぐ姿に遭遇しました。
ガニ股でポイポイっと脱ぎ捨てる大胆な脱ぎっぷり。
皆さん、とても可愛らしいのに顔と行動が反比例過ぎました…。
ご自身のその姿を動画で撮って見せて差し上げたいくらい(意地悪?)
きっと己の不格好さに驚くかもしれません…。
ブーツをスマートに脱ぐコツは
①一歩足を前に出してクロスし、脱ぐ側と反対の手でブーツのファスナーを下げる。
この時、足を真っすぐに出して曲げないこと。
②ファスナーを下げたら、その脚を後ろに曲げ(膝を曲げる体制ですね)足の甲の部分からブーツを取る。
両足をこのようにすれば、コンパクトに周りにご迷惑をかけずに美しく脱ぐことができます。
そんな細かいことまで??と思われた方。
そこまで見られています。
それに何より、美しさは正しさであり、機能的♡
ガニ股で脱ぐより、うんと脱ぎやすいです。
これって、マナー以前の常識、かな。