4.「すみません」に代わる素敵な言葉表現
「すみません」の一言は、あらゆるシーンに使われていて便利な言葉です。
多くの方がこの言葉を使い、耳にされていると思います。
この言葉が悪いわけではありませんが、多用すると少し語彙力の乏しさを感じさせてしまいます。
大人の素敵な代替表現法を是非身に付けましょう。
「すみません」のシーン別表現法
「すみません」が使われるシーンは様々ありますが、適切な言葉に置き換えると
謝るとき…申し訳ございません
お礼を言うとき…ありがとうございます
断るとき…申し訳ございませんが
お願いするとき…恐れ入りますが お手数をおかけしますが
人前を通るとき…失礼します
このように素敵な言葉で伝えることができますね。
謝罪の際に「すみません」と言われると、言われる側にしてみると「軽い」と感じる場合もありますので気を付けたいものです。
以上の表現の中で「恐れ入りますが」というフレーズは大人に相応しい表現の1つです。
以前「つかい慣れないけれど、素敵!」とご感想をいただいたことがありました。
例えばショッピングに出かけて「恐れ入りますがこちらの商品を見せていただけますか?」と表現することで、お店への敬意が伝わります。
お店は誇りを持って、お客様を大切に迎えて下さるのです。お店や店員の方への感謝と敬意を持ちその心を言葉に表せたら、受け取ったお店側も嬉しいと思いませんか?
お店とお客様の関係は50/50ではないでしょうか。
言葉づかいは「言葉遣い」
「すみません」に代わる言葉を改めて見直してみると、非常に美しく豊かな表現が沢山あります。
「すみません」を連発するより、その時々に相応しい言葉を表現できると人間としての幅を感じさせます。
ただ「使う」のではなく、心を込めて「遣う」よう心がけると、言葉遣いは美しくなります。
癖でついつい「すみません」が出てしまう方、少しずつ意識をして習慣づけましょう。
言葉づかいが美しい人は、それだけで美しい印象が強く残ります。