認め合うこと

ケーキが大好きです。
学生時代のアルバイトもケーキ屋さん。
あの頃食べていたケーキの量を思い出すと、本当によくもまぁ食べていたな…と。
今はさすがに沢山食べられなくなり、そんなことで年齢を意識したり。
でも、疲れた時や何か特別な時にケーキを自動的に欲するのは、潜在意識までケーキで一杯？

６TH BY ORIENTAL HOTELさんのバスクチーズケーキ。
久しぶりに立ち寄ってオーダーしました。
ご一緒した方と半分こして、トロトロで濃厚なチーズを堪能して満足満足♪

他のテーブルを見渡しても、バスクチーズケーキを頼まれる方が多いこと。
そんな中で、近くの女性３人組の会話がふと耳に入り、気になってしまいました。

ある女性が悩みを話し始めました。
すると、聞いていた二人のうちのお一人が
「私なら悩まないもん。なんでそんなことで悩むの？」と。
すると、悩みを打ち明けた女性は黙ってしまいました。
その時、もう一人聞き役の方が
「〇〇ちゃんは、悩んでたんだねぇ。辛いのねぇ。」
と言葉をかけてあげました。
すると黙ってしまっていた方は、ホッとした顔をされたんです。

「悩まないもん。」と言った方が決して悪いわけではありません。
素直にご自身はそのように思っていたから、発したことでしょう。
でも、人によって物事のとらえ方や感じ方は全く違うのも事実。
立場や状況、関係性によって、またその日の気分でも違ってしまいませんか？
「感じ方」は否定できないのです。

そこで救いになったのが、もう一人の聞き手の方の
「悩んでいたのね。辛いのね。」
と悩みを相談した方の気持ちを受け入れた言葉。
とっさのことだったのに、受け止めてあげられる優しさが伝わります。
この言葉でその場がまある～くまとまり、和やかな３人の会話が復活しました。

ついつい、感情や正論、勢いで言葉を発してしまうことってありがちです。
どうしても、ご友人同士の会話では自分の主張をすることもあるでしょう。
でも、誰でも認められたい、受け入れられたいもの。
それに、時に愚痴を言うことも大切ですし、聴いてあげることも大切ではないでしょうか？
悪口ではなく、愚痴は自分の心を整理する上でも実は必要な時もあると思うのです。
だからこそ、相手を認めあう心で聴けるようになりたいですね。
そのためには、自分の中でニュートラルな心を育てたいな、と。
きっとお互いを認め合いわかりあえたら、世の中ももう少し和やかになるのにな。
と、平和主義者の私は、改めてそんなことを思いめぐらせておりました。

人は、知らず知らずに傷ついたり傷つけたり。
それもお互い様。
だからこそ、自分で自分を認めることって何より意識したいものです。
毎日、様々な感情が沸き起こりますが、全て悪いことではなく。
その瞬間を生きているからこその感情ですから、ね！

節分を迎え、明日からは春がやってきます。
心を整えて良い春を迎えましょう！