2026年 感謝とともに迎えたお正月

2026年が始まりました。
皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。
新年を迎えられることは、幸せなことだなと改めて感じています。
東京で迎えた元日。
リビングから澄み渡る青空を眺めながら、心からの感謝を持って手を合わせました。
皆様は、どのような時間をお過ごしでいらっしゃいましたか。
お仕事だった方もいらっしゃるでしょうし、のんびりできた方もいらっしゃるでしょう。
良いとか悪いとかを決めるのではなく、
大切な「今」を過ごせたことに喜びを見出せたなら、それもまた幸せな時間なのだと思います。
今年の私のお正月は、賑やかな時間でした。
甥っ子たちが遊びに来てくれたおかげで、何だか盛りだくさん。
ワンプレートではありますが、用意していたおせちを一緒に味わいました。
美味しく炊いた黒豆を分けてくださった友人のおかげで、
あとは煮物や出汁づくりなど、比較的簡単に。

動画を眺めながら飾り切りをしてみたり、
いつもより少しだけ丁寧なことをしてみたり。
「出汁がホッとする味だー」
「にんじんとかかまぼこ、どうやって切ってるの?」
そんな甥っ子たちの言葉も相まって、より美味しく感じられました。
紅白なますを入れようと柚子釜をつくり、
取り出した中身は柚子ジャムに。

その柚子ジャムをローストポークに添えて一緒に味わったら、これがまた美味。
……自画自賛ですね。
彼らの希望で、おせちの後にはマドレーヌづくりをしました。
私が小学校低学年の頃から、何度も眺めて作っていたお菓子作りの本。

なんと今田美奈子先生の本です。
今回は、こちらに載っているマドレーヌのレシピで。
妹も一緒に使っていた一冊で、
計量のための計算式が書き込まれていたり、
たくさんの思い出が詰まった本。
レシピを一通り読んで、まずは計量。
そしてボウルに入れて混ぜ合わせます。

一つ一つの動作に、性格が現れるものですね。
超慎重な甥っ子1号に対し、大胆で少々適当な2号。

さて、仕上がりに影響は出るのでしょうか……?
結果は、なんとか上手く焼き上がりました。

焼きたてのマドレーヌでティータイム。
ミルクティーを淹れて、甘い香りに包まれます。

自分で初めて焼いたマドレーヌは、大成功だったようです。
本来はこれで終わるはずだったのですが……
彼らの宿題という名の「夕食づくり」を一緒にすることに。
できるだけ手出しをせず、
切ったり、混ぜたり、焼いたり。
それぞれが進めるのを、そっとサポートすることに徹しました。

性格も行動も正反対の二人を見守りながら、
危なっかしい手元に、思わずヤキモキする場面も。

けれど、ほんの少しアドバイスすると飲み込みが早く、
少しずつ、確実に上手になっていきます。
1号は「洗い物までがお料理。」
と率先して洗い物を担当。
一方、2号はというと……
合間合間にスマホでゲーム。
そんな違いが可笑しくて、微笑ましくて。
やはり「おばバカ」でしょうかね。
無事に完成したのは、
ハンバーグ、ジャーマンポテト、れんこんの甘辛炒め、
そして、わかめと油揚げのお味噌汁。

ご飯をおかわりして食べる姿を見ながら、
いつも作ってくれるお母さんへのありがたみを、少しは感じたかな……
と、心の中で問いかけていました。
こうして彼らの成長や個性を感じながら、一緒に過ごせたことに胸が一杯です。
もしかすると、皆様の日常にも
「思い通りにいかない相手」や
「自分とは違うやり方をする人」が、身近にいらっしゃるかもしれません。
つい、正したくなったり、効率の良さを優先したくなったり。
そんな瞬間もありますよね。
けれど、ほんの少し手を止めて、
その人なりのペースや個性を眺めてみると、
思いがけず、心がほどけることがあります。
正しさを押し付けることでも、
完璧に振る舞うことでもなく、
相手と自分の間に「余白」をつくること。
おせちを囲む時間も、
お菓子作りの失敗も、
ぎこちない包丁さばきも、
すべてが愛おしい学びの時間でした。
忙しい日常の中でこそ、
少し立ち止まり、見守る余裕を持つこと。
その積み重ねが、人との関係をやさしく整えてくれるように感じます。
2026年も、日々の暮らしの中にある小さな気づきを大切にしながら、
皆様と「感性のマナー」を分かち合っていけたら嬉しいです。
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