関係性を整える春のビジネスマナー研修について

年が明け、あっという間に1月も終わりに近づきました。
春が近づくと、職場の空気にも少しずつ変化が訪れます。
新しい仲間を迎える準備、
役割や立場の変化、
新年度に向けた期待と、ほんの少しの緊張。
この時期は毎年、ビジネスマナー研修のご相談をいただくことが増え、
今年も4月の研修について、少しずつご依頼をいただき始めています。
マナーというと、言葉遣いや立ち居振る舞いといった
「個人の作法」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
けれど私が大切にしているのは、
仲間・上司・取引先など、関係ある方々との
円滑なコミュニケーションを築くことです。
仕事は一人では成り立ちません。
日々のやり取りの積み重ねが、
信頼や安心感、働きやすさをつくっていきます。
私の研修では、
「それは失礼です」「こうするべきです」と
正しさを押しつけることは、ほとんどありません。
・なぜ、うまく伝わらなかったのか
・なぜ、少し気まずくなってしまったのか
・どうすれば、相手も自分も楽になるのか
そんな問いを通して、
マナーを人と人との間を整えるための知恵として
お伝えしています。
実は私自身、かつて自己肯定感が低く、
「間違えないように」「失礼のないように」と
常に緊張しながら人と接していた時期がありました。
多くの素敵な先輩方の近くで感じたり、マナーを学び直す中、
それが人を縛るためのものではなく、
自分と相手を守り繋ぐためのものだと気づいたとき、
人との関係が少しずつ楽になっていきました。
その経験が、現在の研修の土台になっています。
研修では、よくある職場の場面をもとに
「明日から一つだけ試せること」を
持ち帰っていただくことを大切にしています。
不思議なことに、叱られなくても、
人は自ら気づき、自然と行動を整えていくものです。
新年度は、頑張る人が増える季節でもあります。
だからこそ、「ちゃんとしなければ」ではなく、
「安心して仕事ができる関係性」を整えることが
これからの職場には必要だと感じています。
働く人の気持ちと、人と人との関係性を大切にした
ビジネスマナー研修をこれからも丁寧にお伝えしていきます。