日本の食文化は誇り☆日本料理会食実践レッスンを開催しました

先日、日本料理会食実践レッスンを無事に開催することができました。

会場のキャピトルホテル東急さんは大好きなホテルの一つ。
ホテル内はいつも落ち着いていて、穏やかな雰囲気に包まれホッとする空間。

ロビーではちょうどお琴の演奏中でした。
優しい音色が広がり、行き交う方々も微笑んでいらして。
ホテル到着早々から思いがけず良い気分にしていただき、お店へと向かいます。

今回の会場の「水簾」さんの個室には、参加者皆様お早いご到着。
スタート前から自然と交流を始めて下さり、和やかにお過ごしいただきました。
毎回、参加下さる皆様が大変優しく気さくな方が多く嬉しい限りです。
会の冒頭、まずは和食の特徴やお箸にまつわるお話などをさせていただきました。

耳を傾け、熱心にメモを取って下さったり、ご質問をいただいて皆様とその内容を共有しあったり。
素直に疑問に感じた事や興味が湧いたことを話して下さるって、周りの方のためにもなりますね。

今回は冬の食材がふんだんに織り込まれた、凛とした美しい会席料理。
前菜から水菓子まで、五感を研ぎ澄ませていただきました。
受講生の方からいただいた、美しいお料理のお写真をご紹介します。







レッスンですので、一品ごとに美味しく美しくいただく秘訣や注意点などをレクチャーしつつ。
実際にすぐに実践いただくので、なるほど!と納得&体感そして美味しい、のであります。

師走の喧騒から離れ、静かな個室で美しい会席料理を一品ずつ丁寧にいただく。
改めて、食材の彩りの鮮やかさや食感、出汁の深みや味わいなどをしみじみと。
顔を見合わせて「美味し~~いですね♡」と何度声が漏れたでしょう。
「食べたら無くなっちゃうから食べたくないーー。でも食べちゃうっ。」思わず笑っちゃうお声も(笑)
お箸と器の扱いも丁寧さを心掛けると、おのずと一口一口をゆっくり味わいたくなるもの。
盛り付けの美しさ、器の素晴らしさなどにも心が動かされ、お話が盛り上がりました。
マナーを心掛けることで、お食事をより美味しく楽しめることを体感いただいたようで嬉しい限りです。

ある参加者様が「和食はユネスコの無形文化遺産」であることを知り、とても興味深く感じて下さいました。
会席料理のような特別感あるお食事でなくても、日々私達が食べている和食は日本の誇り。
和食は日本という国の全ての感謝が凝縮した食文化。
お米を中心とした豊富な食材、そして洗練された調理法で様々なお料理がありますね。
料理人ではなくても私達は当たり前に包丁を駆使し、四季折々の食材を多様に調理をし、味わい楽しんでいます。
いただく所作一つとっても、お箸や器の扱いなど、さり気なくも儀式のような美しさも感じられます。
一番身近な毎日のお食事こそ、体そして心を育てる源ではないでしょうか。
決して仰々しいことではなく「戴く」という心で感謝をしながら味わうと、沢山の愛を受け取り、巡らせることができます。

さて今回は、参加の記念品としてこちらをお渡しさせていただきました。

お正月、こちらの祝箸で年神様のパワーを分けていただけますように、と願いを込めて。
皆様もお正月に向けて祝箸のご用意をお忘れなく!
でも、まずはクリスマスのことで今は頭が一杯でしょうか?

来年も、会食実践レッスンを企画しますので是非参加下さいませ。
ご自身の世界を広げるチャンスの一つ、としてお勧めです。

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