子供から学んだ感性

時折過ごす甥っ子たちとのひとときは、私にとって大きな刺激があって毎回とても楽しみ。
中学生の甥っ子1号と小学生の甥っ子２号の休みと私のタイミングが合って、一緒に過ごしました。

今回、甥っ子達は六本木デビュー。
「銀座もすごいけど、六本木もめっちゃ都会だねぇ～。」
ビルを見上げてその高さに驚き、ホテル内でも目に付くもの全てが素敵に見えたようで大興奮。
ホテル内はクリスマスの装飾が始まっていて、美しさに目をまん丸に。
「食べ放題に行きたい」というリクエストだったので、ブッフェで好きなものを好きなだけ。

冷たいものと温かいものを少しずつ盛り付けて、気付けばたっぷりいただきました。

ホテルのレストランでちょっぴり緊張？そうでもない、か。

デザートを持ってきた私を甥っ子２号が撮影してくれました。

「ケーキ綺麗に盛り付けたねぇ。あ、でもみちよちゃんの方がキレイだけどね。」
この歯の浮くようなセリフをシレ～っと口にできる彼。
一体誰に似たのでしょう…？彼の母親はあきれ顔。
隣のお兄ちゃんは、我関せずで目の前のお料理に夢中（笑）
でも、私はこのデレ顔。この歳でこんなこと言ってくれるのは、君だけだよ。
おばちゃんは嬉しいぞ、と内心ニッコリ。

妹の誕生日が近いのでお祝いも。

今回、２号は一人我が家に泊まりに来ました。
ブッフェで食べ過ぎて、夕食は抜いて目覚めた翌朝。
「めっちゃお腹空いた～」と朝からハイテンション。

作り置きしていた豚汁を温め直し、おにぎりを握って朝食。

シャワー浴びて、タオルを肩にかけて。
豚汁を一口飲んで「あぁ～沁みるぅ。」って、君はおっさんかい。

ランチで訪れた中国料理のお店では、こんなキュートなおもてなし♡

ナプキンはサンタさんの乗ったクリスマスツリー。
こんな可愛いお出迎えをいただくと、子どもも大人も心弾みますね。
「雪でできているみたいっ。」
といいながら、ナプキンに興味津々で広げたり折りたたんだり。
「このテーブルクロスは、お客様ごとに新しく敷き直してくれるんだよ。」
と、お料理を待つ間に今度はテーブルクロスの話をすると
「めっちゃすごいなー。なんだか大切にされてる気がするね！」と嬉しそう。
そして「さすがマナー講師だね。良く知ってるね。」とニヤリ（笑）
『大切ににされてる』と受け止めた感性と表現力。
まっさらな心で受け止めて表現した言葉の力強さ。
おばバカだ、と言われたらそうかもしれませんが。
大人になると失われつつある純真さを受け取って、ハッと新鮮な気持ちにさせられたのです。
幸せを感じられる力は、子どもの方が上なのでは？と。
心のアンテナを研ぎ澄ませ、ワクワクやドキドキを大切に。
自分の心に湧き出る感情に素直でいられる人は、きっと幸せをキャッチできる人です。
そして、その言動が実は周りにも幸せを届けています。

楽しかったな。でもちょっと疲れたかな。
甥っ子は来て良し、帰って良し…。