ホテル椿山荘東京でのアフタヌーンティーレッスン
サロンのマナーアドバイザーコース受講生の方のレッスンでアフタヌーンティーをいただくために、ホテル椿山荘東京へ行って参りました。
以前にもブログで綴ったことがありますが、改めまして。
都内のホテルで初めてアフタヌーンティーを提供されたのが、ホテル椿山荘東京さんです。
今や、どちらのホテルでもアフタヌーンティーは大人気。
色々悩みましたが、今回はレッスンということもありますし、クラシカルなアフタヌーンティーを。
そう思ってホテル椿山荘東京内のル・ジャルダンへ伺いました。
紅茶のいただき方やティーフーズの注意点、スコーンの楽しみ方、などなど…
レクチャーと共にいざ実食!
言葉通り「習うより慣れよ」が一番、ではないでしょうか。
何より、素晴らしい空間できめ細やかなサービスをいただくと、自然に背筋がシャキッと。
運ばれてきた3段トレイのティーフーズの美しさに、摘まむ指先もそっと優しくなります。
(アフタヌーンティーのマナーとして、ティーフーズは手で摘まんでかまいません。)
芋・栗・かぼちゃ、の秋が凝縮したアフタヌーンティーを満喫しました。
かつて、イギリスの貴婦人がおもてなしとして生み出したアフタヌーンティー。
人に喜びや楽しみを与えてくれるものは洗練され、一つの芸術・文化として成熟していきますね。
ここ数年でも、ティーフーズや盛り付け方も驚くほどバリエーション豊かになりました。
アフタヌーンティーという文化も、伝統を尊重しつつ変化をし続け、今の時代に新たな価値を与えてくれているなぁ、と感じます。
ですからここは、マナーもちょっぴり柔軟に。
一つ一つにいただき方の正解を求め始めたら、それは大変!
基本的なことを踏まえて楽しめたら良いことです。
「如何にして食べるか」も大切ですが、ご一緒する方と「どのような喜びを共有するか」も大切なマナーの1つですから。
あいにく当日は、少し秋へと季節を進める雨が降りました。
でも、その雨のおかげでしょうか。
庭園の木々はたっぷりと潤って、元気一杯の緑。マイナスイオンたっぷり♡
アフタヌーンティーを楽しんだ後は、ホテル内と庭園を散策。
庭園へと繋がる館内のアプローチにも手入れの行き届いたグリーンや素敵な調度品が。
もう赤く色づき始めた木を発見。
そして、ホテル椿山荘東京さんのシンボル、庭園の三重塔「圓通閣」です。
「左に見えますのは~、圓通閣でございます。」とおどけておりますが、じんわり汗が。
圓通閣へと通じる、一見緩やかに見える坂道が実はよい運動になりました。
ちゃんと登り切って、受講生の方と手を合わせて神様に想いをお届けしましたよ。
アフタヌーンティーをいただいた日の夜。
決まってお味噌汁をいただくと、ホッとするのは日本人だからでしょうか。
お味噌汁のお椀を持ちつつ飲み干し、これもまた良し、と思えました。