習慣は第二の天性
1日1時間程度のウォーキングを始めて、かれこれ4年以上経ちました。
コロナ禍の運動不足解消にと始めたウォーキング、ですが。
私に大きな変化をもたらしてくれました。
何が変わったか?それは「脳」かもしれません。
ちょっと大げさでは?いえいえ、ここは認めようと思ってのお話です。
コロナ禍に歩き始めたころは、「何か良いアイディアがないかな?」などと考えながら歩いていました。
心配と不安で頭も心も一杯になっていたのです。
とにかく、考えないで歩こう。
そう決めて、ただただ1歩1歩歩いていると、空の表情や草木の美しさなどが目に飛び込んでくるのです。
なんだか「ありがとう」という気持ちが自然とあふれ出しました。
ネガティブな自分がどこかへと消え、なんとかなるさ~という思考になれたのです。
日によっては「今日は億劫だな」と外に出るのを躊躇うことも当然あります。
でも、エイヤッと思い切って飛び出して歩き始めると、次第に心がリフレッシュされる。
腕を振って歩くと肩こりも緩和され、心地良い疲労感も相まってよく眠れるという副産物も。
(本来いつでもどこでも眠れるタイプではありますけれど)
不安はきっとどんな時にも生まれるし、それは悪いことではないですし。
だから、不安があっても、その不安を無理に排除しようとするのではなく同居させよう。
こう考えられるようになって、心の間口が広がってきたような気もしています。
このような感じで、ウォーキングが習慣化されたことで思考も変わった、とも思えます。
私の場合は「ただ歩く」だけのことですけれど(笑)
意外と、こんな些細な習慣が心身を大きく支えてくれるようになるのかもしれません。
『習慣は第二の天性』と言われます。
コツコツと積み重ねられ身についた習慣は、生まれ持った才能のような魅力になりうる。
そう思えると、習慣化できることって途轍もなく素晴らしいですね。
皆様は、どのような習慣をお持ちですか?
「大した習慣はありません。」とおっしゃる方ほど、丁寧に積み重ねられた何かをお持ちです。
人によっては「当たり前」なことなのでしょう。
残暑があまりにも厳しい毎日ですが、これから本格的な秋がやってくる、はずです。
何か新しい習慣を一つ始めてみませんか?
難しいことではなく、まずは自分にとって心地よく感じられることから。
何かしていただいたら「ありがとう」を必ず言う、とか。
食事をする時に丁寧な所作を心掛けてみる、などなど。
ハードルを下げましょう!みんな、頑張りすぎですから。
そして、できた自分を認めて励まし、褒めましょう。
こんなことが習慣化に大切かと。
写真は、先日訪れた明治神宮。
飛行機が上空を飛んでいくさまが、一瞬、鳥のようで愛らしかったです。
小さな飛行機、お気付きになりましたか?