やる時はやるんです!できるんです!

長年ブログをご覧いただいている方は、すでにご存じのはず。
何を隠そう、私は「おばバカ」なんです。
最近は甥っ子達も学校に部活に塾にと忙しくなり、会える回数も減ってしまいました。
でも時折、私が泊まりに行ったり、時には食事をしながら、彼らの成長を眩しく感じています。
このGW、久しぶりに我が家へ泊まりにやって来てくれました。
「お菓子作りしたいし、ご飯作りも手伝いたい!」
そんな甥っ子1号のリクエストに応え、バナナケーキ作りと夕飯づくりを一緒に楽しみました。
「生地は切るように混ぜるんだよ~!洗い物もしっかりね!」
ケーキ作りでは私は口だけ出して、手は出したいけれどじっと我慢して見守るだけ。
ところで、甥っ子2号くんは?というと…
我関せず。全く興味なし、の様子でゲーム三昧。ハッキリしてて、それも良し。
初めてのバナナケーキ、無事に焼けました。
バターではなく米油使用。甘さ控えめの優しいお味に♡
お箸と箸置きを並べて、料理を運んで並べるのも大切。
いつもお母さん任せみたいだけど、お家でもやってね!
一切ご飯作りを手伝わなかった2号は
「みちよちゃんの作ったご飯、美味しそうだね~!!」
と、口だけは達者でございます。
タイミングよく、数日前に立派なたけのこをいただきました。
あく抜きをして大切に保存し、この日たけのこご飯を炊きましたよ~。
薄口醤油を切らしていて、濃口醤油でちょっぴり色が濃いのはご愛嬌。
「たけのこご飯に入れるから、油揚げを細かく刻んでね」とお願いすると、必死に刻む1号。
炊きあがった、たけのこご飯の味見をして「うまっ」って。
出来立てのつまみ食い、作り手の特権ね。
旬のグリーンアスパラガスを添えたサラダや、しじみの味噌汁などなど。
「しじみの出汁、うまっ」と2号くん。
この日、玄関で靴を脱いで、ちゃんと靴を揃えて上がる1号の姿に
「うちではそんな素振りも見せないのに。外ではちゃんとできるんだぁ!!」
と彼らの母親がボソッと呟く。
食事が終わり「お皿重ねていい?」と私に確認し、キッチンに下げる2号。
「え?ここではできるのぉ?」
と再び呟く母親、つまり私の妹。
「二人まとめて、時々修行に出すからよろしくね」って。
いえいえ、自宅ではお母さんに甘えているだけ。
やるべき時にはやるんです。ちゃんとできるんです。
家族の日頃の姿から、何をどうしたら良いか?を学んでいますから。
しかしなぁ~。
もしや…よっぽど私のことが怖くて、ちゃんとやっておこうと思ったの??
到着時に甥っ子1号が
「みちよちゃーん、これディズニーのお土産」
と手渡してくれたレモンのバウムクーヘン。
母親からの指示でもなく、私がレモンケーキが好きなことを知っていた訳でもなく。
夢の国でも私を思い浮かべて、お土産を選んでくれた彼の優しさに感激でした。
思いがけないプレゼントに、大喜びで思わず抱きついてしまった私。
固まる1号(笑)迷惑だっただろうけど、それくらい嬉しかったの。
家族間だと遠慮がなく、ついつい甘えることも多いもの。
でも、いつもとは違う環境で過ごすと「自分がどのように振舞えば良いのかな?」
という心も自然と開くのでしょう。
礼儀など感謝を表現することは大切、という感性があるって宝物。
レッスンにいらしたお子様の振る舞いからも、そのお子様の感性が伝わって素敵♡と感じさせていただくことも多くあります。
そして、お子様のご様子に同席されたお母様が驚かれます。
想像以上にしっかりなさっている我が子の姿に。
それは周りの方、特にご家族の日々の姿から大切なことを受け取っているからこそ。
お子様たちは大人が思っている以上に、ちゃんと理解し、大切に思っています。
「またうちにも遊びに来てねー。待ってるから。」
という言葉と共に、帰っていきました。
賑やかだった空間が、いつもの静寂に包まれて。
ふぅ~、っとソファーに座り、気付くと眠っていました。
室内の観葉植物たちが更に元気に見えたのは、彼らからエネルギーをチャージしたおかげかな。