風の時代、思いやりの風を

あっという間に1月も終わりです。

昨今「風の時代」と言う言葉をあちらこちらで、目に耳にします。
お金や権力など物質的なものに価値を求めていた「地の時代」から、情報や知識などかたちの無いもの、心の在り方など目に見えないものに価値を求める「風の時代」へ。
そして、200年に1度の大きな時代の転換期、とも言われているようですね。
支配からの解放へと、より「自由」な時代になっていく、と言う感じでしょうか。

最近、特に「情報」が良い意味でも、またその逆の意味でも以前より影響力を持つようになったなぁ、と感じています。
当然ですが、全ての物事にはプラスの面とマイナスの面がありますね。
ですから情報もプラスにもなるし、時に暴走してしまうことも。
誰もが簡単に様々な情報を得ることも、発信することもできる今。
その情報をどのように見極めることができるのか?が更に重要な時代になってきたな、と。
何となく、目先の興味だけで騒ぎ立てたり飛びついてしまう。
それを見聞きして、簡単に善悪を判断してしまう。
そうなってしまう危険性もあるなぁ、と感じませんか?

そこで「知性」を磨くことが、これからの風の時代の大きなテーマでは?と思うのです。
情報に引きずられることなく、それらを本当にそうなのか?と自分で考えること。
そして簡単に答えを出さず、信頼のできる情報を集めることや知識を掘り下げてみる。
異なる考えにも受け入れる心の余裕を持つ。
その上で、全否定せずに共存できるようにすること。
考え方はみんな違って当たり前、ですから。
難しい知識を講釈することが知性、ではなく。
知りうる情報や知識をどのように咀嚼したら、自分やみんなのためになるのだろうか?
このように優しさと思いやりを持って、柔軟に判断して共有できることが知性。
「知性ある人」とは、そのような人ではないでしょうか。
俯瞰して今をよく考え、本質的に何が大切なのかを見極めることがより必要になりそうです。
意外と、心に余裕を持つことで近づけるように思えませんか?
風の時代が物事の本質に心を寄せ、思いやりの風に包まれる穏やかな時代になりますように。
個人的にはそんなことをイメージをして祈っています。

写真は新幹線から撮った富士山。
雄大なこの姿は、全ての人々にとって心のよりどころ。
どの時代もどのような状況でも、そこに存在してくれていると思うとありがたいですね♡

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