自宅でのおもてなしの醍醐味とは「自分をさらけ出す」こと

今年最初のおもてなし、をしました。
お招きすることは緊張もしますが、楽しみと喜びの方が大きく。
日程が近づいてくると、何を作ろうかな~とワクワクします。
いつも数日前から少しずつ準備を始める私。
(それはなぜか?その理由を以前のブログに綴っています。)
立ち寄ったお花屋さんで目に飛び込んできたのが、紫色のフリージアでした。
今回はこのお花♡と購入して向かった先、スーパーでは紫キャベツと目が合います。
あれこれと思いを巡らせ、当日完成したおもてなし。
自画自賛ですが、フリージアとキャベツの紫がリンクして華やかになりました。
紫キャベツに加えカラフルな野菜をバーニャカウダソースで。
お友達が素敵に撮って下さって嬉しいので、お付き合いくださいませ。
ジャガイモのガレット サワークリームとサーモン添え。
ジャガイモも、ちょっとオシャレになって喜んでる?
この時期は牡蠣です!牡蠣のオイル漬け ほうれん草ソテー添えを。
オイル付けはオイスターソースをほんの少し加えて更に旨味倍増。
ブッフ・ブルギニヨン
格好つけて言ってみましたが、牛肉の赤ワイン煮込みです。
お水は一滴も入れておりません!
お鍋のストウブさんが良い仕事してくれるので、ほったらかし(笑)
おもたせにケーキやフルーツをいただきました。
ケーキをそれぞれ3等分し、1人3種類を食べるという欲張りっぷりったら。
食べごろのラフランスに、1粒で2粒分くらいある大きないちご♡
「ご自宅にお招きいただくって、外でお食事をするより光栄なことです。」
ある時、こんなにも幸せな言葉をいただいたことがありました。
自宅にお招きするって、ある意味自分をさらけ出すこと。
あ、見せたくないものは秘密の扉に慌てて放り込んで見せないことは多々(笑)
でも、空間には自分の全てが表れ、料理にも自分の味が出ます。
ネガティブに捉えると、なんて恐ろしい…。
私がおもてなし上手な友人からご自宅にお招きいただいて思ったことがあります。
全てにその方の世界観が広がっていて、心からリラックスできたのです。
外では味わえない、その方の「核」を見せていただけるような、特別感で一杯になりました。
決して肩肘を張らない、自然体の姿に触れさせていただける気がして。
「私は私のままでいいのだ~。これでいいのだ~これでいいのだ~♪」
お招きする側のオープンな心が、お客様の心を開くと教えていただきました。
お招きできる喜びがお客様に伝わることが、最高のおもてなしになるのは間違いありません。
そして、お客様の優しさ溢れるふるまいがあってこそ、双方向の心が通い合います。
もしちょっとミスがあっても、大らかに受け止め、褒め上手なお客様の温かさに救われることも。
実はそんなやりとりで、関係性が深まっていくようにさえ思えるのです。
今回も、大好きなロイヤルコペンハーゲンの器やリーデルのグラスたち総出動。
器たちにも楽しい振動が伝わって喜んでいる気がします。
また楽しい時間を、この器たちと共に過ごせたことも幸せです。
時折、こんな私のおもてなしに興味を持って下さり、教えて欲しいというお声もいただきます。
なんて嬉しいことでしょう。
そのような機会も作ろう、とあれこれ考えています。