おもてなしを堪能♡日本料理会食実践レッスン

先日開催しました日本料理会食実践レッスンは、お陰様で大盛況に終わりました。
お食事が終わり、参加者皆様と撮影した写真の笑顔に全てが現れている気がいたします。
主催者の私が申し上げるのもおこがましいですが、本当に良い会になりました。

約3年ぶりの会食実践レッスン開催を前に
「楽しみに予定いただいている皆様が無事に参加いただけますように。」
「幸せを感じていただける時間になりますように。」
毎日、心から念じておりましたが、私の願い以上に温かく楽しい雰囲気に包まれました。
参加下さった皆様のおかげです。
ほぼ「初めまして」同士なのに、お一人お一人の発言をお互いに楽しまれ、そこから会話が広がって。
何より「おいしーい」と笑顔で言葉を交わしながらいただけば、心も一気に通い合うものですね。

開催場所は、浅草の割烹「一直様。
事前に相談に伺い、わがままなお願いを快諾いただきました。
ご主人自らが市場で素材を選び、献立を考えて下さる贅沢さ。
夏の素材を使い、まさに涼を感じさせる美しい姿と味わいに思わず感嘆の声が上がりました。

美しいお造り。
お造りの美味しさはもちろん、柔らかな食感の大根のつまの美味しさにも驚き。
料理人の卓越した腕があってこそです。
皆でいただくと、感動を共有できて更に喜びが広がりました。

熱いものは熱いうちに。冷たいものは冷たいうちに。
お食事をいただくマナーとして、何より大切なことではないでしょうか。
そして、美しい姿かたちの料理を前にすると、箸をつける手元も丁寧になります。
レッスンですのでレクチャーはしましたが、皆様の召し上がる姿が自然と優雅。
お料理毎のうつわにも魅了されました。
「食器は料理の着物」「まるで器から出汁が出ているようだ。」
かの有名な北大路魯山人が表現された言葉は、まさにその通り!と。凄い名言。

夏の室礼も皆様と一緒に楽しませていただきました。

掛け軸の赤い金魚が愛らしく。
場の雰囲気をまあるく、和やかにしてくれるような存在感。
このような遊び心あるおもてなしって、心憎いですね!憧れます。

実は、メインイベント!?として鮎の塩焼きをお願いしました。

骨抜きを実践いただくため、です。
お見本を!とせっせと身をほぐし、いざ骨を抜いてみると…
なーんと大失敗。頭だけがポロっと(苦笑)失敗例をお見せしてしまう羽目に。
「天然ものですし、なかなか難しかったかもしれませんね。」とお店の方がフォロー下さいましたが。
受講生の皆様も続々と残念な結果が続く中、完璧なまでの骨抜きの成功者が!!
実は参加者のお一人が、ある割烹のご主人。さすがプロ、でいらっしゃいました!
敬服いたします。

「今日は『夏』の献立をいただいたわけですが日本には春夏秋冬と四つの季節があります。
今回のレッスンは『序章』と受けとめておきます。」
とメッセージをお寄せ下さった方もいらっしゃいました。
今後も季節をお楽しみいただく会食レッスンの機会を設けて参ります。
残念ながら今回参加いただけなかった方も、興味をお持ちいただいた方も。
是非、次回は参加下さいませ。

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